2016年8月25日木曜日

痴漢、絶対反対!

 大阪地裁の無罪判決がニュース記事に出ていました。『<痴漢事件>大阪地裁支部、無罪判決…警察が誤認現行犯逮捕』というタイトルです。現行犯として逮捕され、被告となった方が無罪となったのですが。現行犯での無罪は、稀な事件だと記事になっていました。
 この無罪判決の原因はなんとなく分かります。概要を説明します。元々、電車で痴漢被害に遭った女性がいました。警察に相談し、当日は警察が見張っていたそうです。その中で、女性がこの人と示し、疑われるような位置に居た被告を現行犯逮捕したというのです。女性は、先に遭った被害の犯人に似ていると思ったそうです。
 この誤認逮捕の大きな理由は、女性の思い込み。それから、女性の思い込みを見抜けなかった警察、検察に有ったと思います。この記事では、詳しく書かれていませんでしたが。男性が、裁判の被告となった時点で被告自身にも相当な被害が出ていると思います。一般論ですが、無罪であっても既に職を失ったとか、家族や友人が離れていった可能性があります。しかし、この記事では、この事件の一番の問題点にまったく触れていないのが気になりました。
 この事件は、何が一番問題か。それは、実際に女性が痴漢被害に遭っているのです。その事実を忘れてはいけません。こういう被害は、今後も未然に防がなければいけません。そうして、起きた被害は、堂々と白日に曝さないと無くなりません。
 私が一番恐れるのは、今回被害に遭った女性、この事実を知った女性がどう感じるか。そして、一番怖いのは、誤認逮捕した警察官達です。彼ら、彼女らが今後及び腰となることが一番心配です。
 確かに間違えられて起訴された方は大変だったでしょう。迷惑というレベルを超えて、まさに被害状況となったに違いありません。どうやっても補償することは難しいでしょう。本当にお気の毒だと思います。
 それは確かなのですが、今後も続く痴漢被害に対することも重要だと思います。警察、検察の方も及び腰にはならずに、しかし、今回の様な事には十分に気を付けて対応して頂きたいと思います。
 いつもながら、マスコミは、こういう大事な事は漏らさずに報道して頂きたい。社会全体が問題点を共有しなければ解決できません。

2016年8月21日日曜日

Googleの検索画面が狂っている

 Webブラウザには、インターネットエクスプローラ、Google Chrome、Windows10のEdgeと色々あります。どれを使うにも初期画面をどうするか悩みます。
 GooYahooなどのポータルを選ぶ方が多いと思います。私は、普段開いている画面に動きがあるのは好みません。例えば、パソコンの画面を前にして読み物や書き仕事をするかもしれません。そんな時に視界の端でチョロチョロと動きがあると邪魔です。だから、ポータルの中で唯一動きがないGoogleの検索画面にするのが常でした。ところがどうでしょう。
 何かの記念日の為に偶にGoogleロゴに動きがある場合はありました。しかし、このリオ・オリンピックが始まって困ったものです。スポーツがテーマだからといって、相当に派手に動いています。これでは台無しです。まったく使えません。
 普段開いているのも邪魔なのですが、今の動きは酷過ぎます。あまりにも酷いので、ちょっと開くだけで嫌気がさします。
 Googleは、ググルという言葉ができる程に皆が使うサービスです。少し考えてほしいものです。とりあえず、初期画面は別のものにしました。検索も別のを使うようにしようかな。

2016年8月8日月曜日

最近のホームページは変だ

 『「PCを使えない学生が急増」の問題点』というタイトルのニュースが報じられていました。簡単に言うと、昔パソコンでしていたことを今の若いものはスマホで済ませてしまう。だから、必要もないパソコンは使えなくなってきているという記事です。
 そのすぐ後に『<楽天>子会社のネットオークション、10月で終了』という記事も出ていました。楽天がオークションから撤退かと思いました。Yahooが頑張っているので、何となく分かると思ったのですが。実際は、スマホ用のオークションサイト「ラクマ」に一本化するという話です。スマホで利用する人が多くなったので、パソコンに特化したサイトは閉鎖するというものでした。
 これらのニュースに接する前から何かしらの違和感を覚えていました。パソコンで見るホームページのデザインが以前より画一化してきている。というか、マウスとキーボードでなんとなく見難くなっていると感じます。自分でスマホを使ってみて分かりました。世の中のホームページがパソコンからスマホにターゲットを変えていっているのです
 比較的最近デザインを変えた厚木市のホームページが一つの例です。その他、神奈川県、ドコモ、みずほ銀行、ゆうちょ銀行、ANA、JAFといったサイトが少しづつ変わってきています。
 自分でスマホを触ってみてよく分かりました。パソコンに比べて操作性が相当に悪い。だから、簡単に操作ができないと見てくれないという事なのです。指先でタップ、フリック、スワイプで全てできないといけないのです。確かに、自分で触ってみて実感しました。
 問題なのは、何でパソコンで触っているのに、こんな不便な操作画面で操作しないといけないのかです。指でタップする四角いボタンのエリアです。マウスだったら、6個位のボタンが置けます。つまり、パソコン用のデザインに比べてボタンは少ない。小さな画面用にボタンを配置すると、見栄えの画像も表示できなくなる。
 私もいくつかのサイトを持っていて、スマホ対応を検討していました。パソコンとスマホの両方で見易くする画面の設計方法です。レスポンシブ・ウェブデザインとかリキッドレイアウトとかいった手法です。しかし、今回の経験で方針は決まりました。パソコン用のページとスマホ用のページは別々に作ろうと。そうしないとパソコンでドンドンと見難くなる。パソコン派の私としては我慢できません。

2016年8月4日木曜日

ジャガイモの芽は取らなくて大丈夫?

 小学校の家庭科でジャガイモを調理する時には芽を取るんだよと教わった記憶が有ります。そんな中で、少し前でしたが、次のタイトルのニュースが目に入りました。「児童25人が食中毒 藤枝市の小学校で
 小学校の校庭で採れたジャガイモを調理して食べた所、食中毒を起こした。その原因がジャガイモに含まれるソラニンだというのです。被害に遭った小学生の方々には、お悔やみ申し上げます。
 それで、なんの話題かと言うと、この記事で紹介されていた対策が驚きなので、改めて解説したいと思います。次の2つの文章です。
県衛生課によると、・・・毒素は水溶性のため皮をむいて十分に水にさらすと抜けやすい。
同課の担当者は「収穫後は冷暗所で保管し、早めに食べてほしい」と呼び掛けている。
 この記事でも紹介されていますが、毒となるソラニンは、光で青色になった部分に含まれるといいます。だから、皮をむいて、芽は切り取って調理するものだと思うのですが。今は違うのでしょうか。この記事の中で、芽を取り除くことに関して、全く触れていないのです。
 改めて調べてみました。農林水産省のサイトに解説が載っていました。芽の部分も緑になった部分も多目に切り取ってから調理しましょうと記載されています。洗うと毒が抜けるとはどこにも書いていません。
 上記の記事は、静岡県の発表なのですが、「洗うと毒が流れる」と説明しています。農水省の説明では、揚げる程加熱すると消えるが、煮た程度では消えないとも説明されています。どこにも洗って消えるとは書いてありません。
 要するに、静岡県の説明は、農水省が必須と説明することが書いてないのです。そして、農水省が有効だと言っていない事を説明しています。恐ろしい事だと思いませんか。
 しかも、農水省の説明では、小学校で育てて調理して食中毒になることが多いと説明しています。ということは、多くの県で同様に間違った指導をしているとも考えられます。いやいや、恐ろしい事です。

2016年8月1日月曜日

自動運転システムが付いた米ステラ車で死亡事故

 米ステラ車の自動運転車が事故となり、運転手が死亡したということがニュースに報じられました。初めは、自動運転は安全でないという報道から始まりました。その後、自動運転車のレベルの問題との報道が加わりました。アメリカの機関が定めた自動運転車のレベルとして、レベル1~レベル5が定められている。レベル5は、目的地を示せば、全て機械が運転して目的地に運んでくれるもの。レベル1は、既に日本でも発売されているブレーキアシストのレベルです。
 さて、事故を起こしたステラ車の車は、レベル2だといいます。つまり、高速道路などで通行帯に沿って進路を守ることはできるが、安全運転は運転手が責任を持たなければならないレベル。こうなると、運転手が悪かっただけ。自動運転車を否定する理由にはならないというのです。
 私は、ブレーキアシスト車が発表された後、自動運転車の開発が進むにつれて相当な不信感を持っていました。その点に、だれも、どの報道機関も、どの有識者も殆ど触れていない点がとっても気になっていました。今回も誰も触れようとしません。
 自動運転車は、何の為に設計されるのでしょうか。だれもが事故を無くすためと説明します。しかし、実際は事故は増える可能性の方がとても大きいと思います。今回がその典型的な例です。
 調べるとアメリカのレベルの話には、こう記載されているそうです。『「レベル4」や「レベル3」と区分している自動運転車、つまり「走行中に、安全上必要なすべての動作を自動で行う」ものでも、「特定の状況で、安全上必要なすべての動作を行う」ものでもない。』それは、「だから、レベル2の自動運転車を安易に運転するは事故は起きても当たり前」と言っている様なものです。でも、本当にそれで片付けて良いのでしょうか。
 この状況は、簡単な話だと思います。要するに、一般の運転手は、この安全がどの程度危険かを分かっていないのです。より安全になると思えは、自然と気が緩みます。それでも運転できる技量(気質)が非常に高い運転手は良いのですが。普通の運転手は、自動で運転してくれると知った時点で絶対に気が緩みます。その事をどの程度理解されているかが問題なのです。増してや、メーカーは安全だと言って、タレントが手放しで運転して見せるのです。これでは、手放しでも安全と思ってしまいます。
 自動運転車の事故は、まだ責任がはっきりしていません。今回の様な事故が起きると、メーカはその危険性は説明済みと言うでしょう。冒頭に書いた部分に現わられています。しかし、運転手が生きていたら聞いていないと言うでしょう。その時に誰が責任を取るのですか
 問題は、第三者が被害者になった時です。責任を負う能力を持たない加害者に対して、どう対処すれば良いのですか。恐ろしい話だと思いませんか。
 私は提案したい。自動運転車を販売するメーカは、レベルがどのレベルであっても、その自動車が原因の事故は全て責任を負うこと。そうで無ければ、とても危険な道具だと言わざるを得ません。問題は自動車の性能では有りません。運転者の意識が問題なのです。

安倍晋三氏が亡くなった本当の理由

 選挙応援で奈良市で演説中の 安倍晋三 氏が暴漢の銃撃に倒れて亡くなりました。 ご冥福をお祈り致します 。私自身は、安倍氏を応援してはいませんが、立派な政治家であったと思います。 (NHKの報道です)  今回の事件で、 救助の方法と報道 に相当な違和感を覚えました。犯人がどうのこ...