2016年12月21日水曜日

「プレミアムフライデー」って知っていますか

 『「プレミアムフライデー」の日は午後3時から本当に遊べる? 政府と経団連に聞いた』という記事を読みました。政府と経団連が、毎月最終金曜日の午後3時をめどに従業員に仕事を切り上げさせ、消費を促すという施策を考えているというのです。皆さんは、どう思いますか。
 この記事は、そういう話題に対し、BuzzFeed Japan社(以下、BFJ社)が経済産業省と経団連と質問をぶつけ、回答を得たという内容でした。でも、私が感じた一番の質問は入っていませんでした。まず、BFJ社の質問と回答を紹介します。
・早退が給与引下げになるのでは
 ⇒企業の工夫と効率アップを求めたい
  ⇒できるならやっているのに!
・ネットで買えば、早退は不要。
 ⇒買い物だけが消費ではない
  ⇒質問が悪い
・飲食などの商業施設は忙しくなる
 ⇒書き入れ時となります。他の方法で休んでほしい
  ⇒質問が悪い
・役所の職員は、午後3時で終わり?
 ⇒そうできる様に仕組みを考えている
  ⇒そういう質問なの。嫌味でないの?

 まったくお疲れ様としか言いようがない質問が続いていました。
 ここから本題です。午後3時が問題なのではなくて、最終金曜日が問題なのです。いかにもお役所仕事としか言いようがないと思いませんか。世の中のかなりの業種は、月末に掛けて大忙しとなります。営業の売り上げ確保、会計処理の追い込み、報告書の作成と普通の会社は、月末になればなるほど忙しくなるはずです。
 最終金曜日は、3か月に1回は、営業日の月末です。つまり、金曜から日曜までに月末の日が来る確率は1/3以上という意味です。今年2016年では、5回もあります。お役所は、そんな事を知らないという事を暴露している様なものです。また、ニュース記事を書く記者も同じなのでしょうか。不思議な事態です。

2016年12月14日水曜日

3.9+5.1=9.0は減点対象?

 『3.9+5.1=9.0は減点対象……理由を文科省に聞いた 「減点は教員・学校の裁量次第」』というニュース記事が出ていました。不思議さを感じて、よく読んでみました。
 小学校の採点で「3.9+5.1=9.0」の回答を減点したというのです。正解は「9」、つまり小数点以下は必要ないではなく、間違いだというのです。直観的に異常な事が起きていると感じました。
 少なくても数学の世界では、「3.9+5.1=9」は正解ではありません。間違いでもなくて不完全です。「3.9+5.1=9.0」が正解です。何故かというと有効数字という考え方があるからです。3.9という数字は、有効数字が2桁の数字を指しています。それに対して、「9」は有効数字1桁、「9.0」は有効数字2桁です。等号の左右では、有効数字は同じでなければいけません
 記事は、文部省に確認したと報告されています。その文部省の回答も記載されていたのですが、内容を見てさらに驚きでした。
・(9.0の場合)小数点を書き忘れて90になってしまう
・小数点が必要ない計算でも『.0』を書いてしまう
・そういった子どもに厳密な指導をする目的で「『.0』を書いたら減点します」と教員がアナウンスすることもあるそうです。
 なんか本末転倒も甚だしいと思うのは、私だけでしょうか。小数点を書き忘れたら、明らかに誤りだから不正解でしょう。必要が無い所に書くとは思えませんし、書いたとしても小学生のレベルでは間違いではありません。
 一番危惧することがあります。そうやって教育された小学生が有効数字を学び始めたら、矛盾に苦しむのではないでしょうか。小学校の教員は、中等数学を知らないのかな。そうだとしたら怖い事です。でも、小学校の教諭の話ではありませんでしたね。文部省の職員も中等数学を知らない様です。
 マスコミも同じですね。折角、問合せしているのに、問題点に気付いていないから、回答を鵜呑みにしているのです。調べると中学1年生のレベルですね。皆気付いていないなんて、それは恐ろしいのレベルでは有りませんね。カタストロフィと言えるかもしれません。


2016年12月7日水曜日

マイクロソフトの横暴

 昨年度からマイクロソフトは、Windows10の提供を開始しました。現行OSである、Windows7、Windows8.1から無償でアップデートを許すなど、今までに無い積極性を示していました。セキュリティの追いかけっこが辛いという気持ちがにじんでいます。しかし、そのWindows10は相当に酷い作りであることが分かりました。良し悪しの意見は、巷に溢れていますが、ここに報告する内容は、あまりにも酷いと感じました。Windows10は欠陥商品だと断言します。何とかしてほしいものです。
 ある日、DVDの焼きこみを実施している間、パソコンから離れました。戻ってみると、ログイン画面となっていたのです。Windows Updateが自動的に適用されて再立ち上げとなっていたのです。幸いにも、DVDの焼きこみは成功していましたが、エラーの有無が分からないのです。
 Windows10のWindows Updateは、普通の方法では、自動の再立ち上げを抑止できないと有名です。しかし、グループポリシーの設定を使うと、Windows7の頃と同じ様な設定ができます。それで、一般的な「自動でダウンロードして、インストールを通知する」の設定をしていました。これで、DVDの焼きこみなど、重要な作業も安心だと思っていました。
 一方、セキュリティ対策もWindows10から、Windows DefenderというソフトがOSにセットされて、別にインストールする必要はありません。このソフトは、元々、Microsoft Security Essentialsというソフトで、Windows7でも利用できていました。ウィルス対策ソフトですので、パターンアップデートは重要です。そして、最近は殆ど毎日の様にアップデートがあります。
 そういう環境の中で、ここ数日、パソコンからアップデートがあるとの通知が頻繁に出てくるようになりました。そうしてインストールしようとすると、アップデートの内容が、Windows Defenderのアップデートと表示されていました。驚きです、Windows Updateを自動で適用しない設定にすると、ウィルスパターンのアップデートも自動でされなくなるというのです。
 特別な事が無ければ、ウィルスパターンのアップデートでは、再起動となることはありません。だから、パターンのアップデートは自動でなければなりません。「ゼロ・デイ・アタック」という言葉があります。ウィルスが発見されてから、対策が公表されるまでにそのウィルスに感染する危険性を差しています。しかし、私のこの使い方だと、公表されてもパターンがアップデートされない状態が続きます。リスクが増大してしまいます。
 元々、再起動に準備が必要なタイミングは必ず存在します。それにも関わらず、Windows Updateのタイミング制御できないWindows10は、欠陥商品と言わざるを得ません。マイクロソフトにクレームしても何も解決しないことは分かっています。それだけに、腹立たしい。(怒)

2016年12月1日木曜日

カトリックは人工中絶を許しているのでは無い

 ネットニュースで『中絶「許す」権限、全司祭へ恒久的に付与 ローマ法王』というニュースが流れていた。ローマ・カトリック教会のフランシスコ法王の話を受けての記事です。とんでもない勘違いのタイトルということにお気付きだろうか。タイトルそのものだと、『ローマ・カトリック教会は、人工中絶を許すことにした。』と取れるのだ。このタイトルを作成した記者は大馬鹿者だ!
 法王のお話はこうです。「私はここに全司祭に対し、その職において、人工妊娠中絶の罪を犯した者に許しを与える権限を与える」。具体的に説明すると、「人工中絶を行った後、悔い改めた人に対して、悔い改めを許して良い」という意味なのです。悔い改めが無い方を許すわけが有りません。
 ここに、法王がおっしゃった重要な事を記録しておきます。『中絶は罪のない命を絶つものである以上、重大な罪だということを、できる限り強い言葉で再度訴えたい』。また、『悔悟する心が神の許しを求める時、神の慈しみが届かず拭い去れない罪はないと言える。またそう言わなければならない』と。
 本文を良く読めば、上記の事は分かると思います。タイトルに惑わされると、その趣旨を見間違える可能性が大きくなります。どうぞ、勘違いされ無い様にしてください。
 実際は、難しい問題なのです。生の選択という事態における中絶にはまだ、踏み込んでいません。母体を守るための行為、家族が生きているために止むを得ない行為。パパ様は、まだ、その答えに悩んでおられると思います。

安倍晋三氏が亡くなった本当の理由

 選挙応援で奈良市で演説中の 安倍晋三 氏が暴漢の銃撃に倒れて亡くなりました。 ご冥福をお祈り致します 。私自身は、安倍氏を応援してはいませんが、立派な政治家であったと思います。 (NHKの報道です)  今回の事件で、 救助の方法と報道 に相当な違和感を覚えました。犯人がどうのこ...