2017年12月23日土曜日

恥を知らない人種が居る

 今、話題と成りつつあるのかもしれない。李信恵さんという方のこと。比較的有名なジャーナリストかもしれない。本日のネットニュースでヘイト被害の裁判で勝訴したと報じられていました。
 今日の記事の後半の文章は、一度書き上げて、あまりにもの文章が汚いので、掲載を一旦断念していました。重要な記事だとは思ったのですが。しかし、冒頭の李信恵さんの事をもう少し調べると、やっぱり話題にすべきだと感じました。汚い表現でしか評価できない人々の話です。

 李信恵さんの事は、既にWikiに掲載されており、報道の自由を守るためにシッカリとした調査に基づく報道をしている方だと感じられます。この方のことを調べると、悪意に満ちた人々の事が透けて見えてきました。
 李信恵さんの著書に「#鶴橋安寧―アンチ・ヘイト・クロニクル」という本があります。現在、Amazonで販売されています。その評価を見ると悪意に満ちていることが一目で分かります。Amazonでは、星の数で面白いが星5個面白くないが星1個で評価されます。実際に読んだ方から、これから買おうとする方へ助言することが目的で設置されています。

 ところが、この本の評価は、余りにも異常です。星5個が40%、星4個が5%に対して、星1個が53%。星2~3は殆どありません。明らかに、内容にかかわらず、星1個を投票している方が大勢いるということです。しかも、その星1個の評価に参考となったのコメントを付けている方がまた大勢。だから結果として、この星1個の評価が上位に並んでいる。これは、明らかに異常なことです。
 Wikiには、Amazonに改善を申し入れていると書いてあります。しかし、未だそのままということは、Amazonは、何もしないつもりかもしれません。明らかに悪意に満ちた事象だと思われるのに。


 沖縄県で相次いで米軍航空機の部品が落下。到頭、人的被害が出てしまった。そんな中、沖縄県民を誹謗中傷する電話が相次いでいると問題となっています。この実態を少し分析したいと思います。
 東日本大震災の後、震災現場で略奪が無い事とに対し、アメリカ人をはじめ、日本人の良識を称える言葉が多く発せられました。日本人は、それ程に仁徳に溢れています。そんな中、この様に極悪非道な行動をとれる日本人が居る事に驚きを禁じ得ません。
 ニュース記事から引用すると『米軍が窓を落としたことを認めているにもかかわらず、「事故はやらせではないか」などと中傷』『沖縄は基地で生活している。ヘリから物が落ちて、子供に何かあっても仕方ないじゃないか』と続きます。はてまた、米軍基地が有る沖縄に住むのが悪いと責める人まで居るらしい。
 ニュース記事では、こういう人たちの思いやりの無さに、責める記事ばかり。その事に反対ではないのですが、少し見方を変えると面白い事が分かってきます。

 日本の人口は、1億3千万人弱といいます。今回(12/19時点で)、上記の嫌がらせは、24件だと報道されています。集団行動とは考えられないので、24人がそういう事をしたということになります。
 まあ、割合から言って、気違いの発生確率とそう大差が無い事が分かります。単に、そういう規格外れが居るということ。そして、沖縄の方は、そういう規格外れに振り回されている。まったく怒り心頭ではあるのですが。
 その規格外れの性質を整理してみましょう。沖縄に住んでいる方が望んで沖縄に住んでいると思っている。今の県民の親、さらにその親の時代にアメリカ軍が割り込んできた。それも強制的に。それも知らない。知ろうとしない。いや、知る能力を持たない
 米軍が認めている落下物を自作自演だと言っている。情報収集能力ゼロ状況把握能力ゼロ。どうしようも無い畜生です。
 そんな畜生に振り回されている沖縄県民を1億2千万人総勢で応援しましょう
 700万人足りない。うん、その位、異常な人が居てもおかしくないかも。そんな仲間になりたくなければ賛同してほしい。

(後記)
 性善説と性悪説があります。しかし、こういう一方的に論法は、明らかに間違いだということが分かります。人は性善である。しかし、性善となれなかった人が居るということ。本人が気付くことは無いでしょう。哀れです。神様助けてください!

2017年12月18日月曜日

核廃絶の掛け声は有効か?

核廃絶の活動が認められて、国際NGO「核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)」にノーベル平和賞が与えられた。授賞式での事務局長のスピーチが相次いで報道された。2つのニュース記事タイトルを示します。『「核廃絶」は理想論なのか 平和賞のICANは問う』『核兵器、必要悪でなく絶対悪 受賞講演でサーローさん
 この記事の中で、「核兵器廃絶」は、理想論ではなく現実論である。また、「核兵器」は、必要悪ではなく絶対悪と訴えられているという。私は、この論法に反対ではない。しかし、基本的な部分が欠けている様にしか見えないのだが。どうでしょうか。
 核兵器禁止条約にアメリカをはじめ、主要国が多数不参加となっている。その中で、このICANの活動がノーベル平和賞を受賞したというのだが、何処がどう変わるのだろうか何が進展するのだろうか。誰か説明して欲しいものだ。

 核兵器は絶対悪であり、核兵器廃絶は現実論ではある。しかし、どうやって実現するかについて、誰も何も言っていない。その事に目を向けない活動は、何もしないに等しいと思うのは、私だけでは有るまい。
 最近、緊張の元となる朝鮮半島の状況を見れば明白だ。この状況をどうやって解決するか。そこが問題なのだが、アメリカ、ロシア、イギリス、ドイツ、フランスのどの国も解決策を出していない。アメリカに至っては、まさに核兵器の正当論を展開している始末だ。
 では、どうやって廃絶するのか。核兵器廃絶を一気に進めることは絶対に不可能だ。最初にあるのは、現在保有している国家の保有の正当性を認める事から始めないといけない。そこが現状だ。現状を無視して、声だけ上げても始まらない何も始まらない
 現在の保有国の権利をまず認め、それ以外の国の保有をさせないという取り決めを最初にしなければ、朝鮮半島の様な事が起きる。そして歯止めが効かなくなるのだ。そういう仕組みが完成するば、核保有国が取れる次の一手が見えてくるのだ。
 声を上げて、皆が賛同する。これは、美談ではあるが、解決策ではない。無いよりは増しな程度だ。殊に核兵器に関しては。その事に気付いて欲しい。

2017年12月11日月曜日

LINE「誤爆」とは

 嘘のネット拡散。最近話題となっては消えを続けていると思う。誤爆という用語もまたひとり歩き始めているのではないだろうか。朝日新聞の記事から感じた感想です。
 『LINE「誤爆」来月にも消去可能に 24時間以内なら』というニュース記事が11月の下旬に報道されています。LINEが間違って送ったメッセージを後から削除する機能を提供するという記事です。実は、この記事自体は、とっても大事なセキュリティ問題を孕んでいるのですが。その前に。
爆撃

 タイトルに使った誤爆とは、元々の用語は「爆撃機が間違った場所を爆撃する」ことを言います。そこから転じてWikiによると、ネットの世界では、2チャンネルなどの電子掲示板において、間違えて消したくないスレッドを消してしまった場合を指す用語として紹介されています。
 では、メールの誤送信を誤爆という用語で表現できるか。それは、完全な間違いです。爆撃が持つ語感は、何かを攻撃する、侵食する、ぶつける、投げるという能動的な行動とその目的があるときのこと。その目的を間違えた時に誤爆と表現できます。
 メールの送信というものは、投げつけるものでは無く、伝えるものです。だから、その送信先を間違えたときは、誤爆と呼んではいけないのです。若し、そう呼ぶ人が居たら、その人は、メールは送るものでは無く、投げつけるものだと勘違いしているだけなのです。それすら考えていない人は、すでに考えることを放棄している。
 そういうことを考えずに、間違った使い方を新聞記者が堂々と報道している点に、日本語の乱れを心配します。

 さて、誤送信を取り消せる機能を追加するとLINEが発表したという内容がセキュリティ問題という話を進めましょう。現在、大企業の殆どは、メールの誤送信の対策に躍起となっています。誤送信による情報漏えいが問題となるからです。今回のLINEの処置は、そういうトラブルにはまったく効果がありません。一旦、相手に伝わったものをLINEの画面上で消えても、相手が一時的にでも見ることが出来たら、情報が漏えいしてしまうからです。増してや、普通のメール送信では絶対に取り消せません。
 問題は、LINEの利用ではありません。LINEの利用者がこういう機能に慣れてしまう事が問題なのです。慣れた為に、メール送信の確認が疎かになる。その結果、有ってはならないメールの誤送信を生む可能性が高くなってしまうのです。
 ネット社会のリーダー的な企業は、そういうこともきちんと理解して対応してもらいたいものです。情報漏えいなどで、日本経済がどの程度損失を被っているか理解すべきです。

安倍晋三氏が亡くなった本当の理由

 選挙応援で奈良市で演説中の 安倍晋三 氏が暴漢の銃撃に倒れて亡くなりました。 ご冥福をお祈り致します 。私自身は、安倍氏を応援してはいませんが、立派な政治家であったと思います。 (NHKの報道です)  今回の事件で、 救助の方法と報道 に相当な違和感を覚えました。犯人がどうのこ...